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お正月飾りっていつまで飾っていいの?正しい捨て方は?

お正月飾りっていつまで飾っていいの?正しい処分方法は?ライフスタイル

門松・しめ飾り・鏡餅…「年神様(としがみさま)」を家に迎え入れるためのお正月飾り。

大掃除を終えて家中を清めた後にお正月飾りを飾ることで、元旦に年神様を迎え入れ、新たな1年が家族にとって健康と幸せ溢れる年になることを願います。

 

さて年が明けて少し経った頃…ふと「いつからいつまで?」「飾るときに決まりは?」「外したあとはどうすればいいの?」と思ったことはないですか?

 

実は私自身もまさに今そうです…。かといって「いまさら人に聞けない…」なんて変なプライドが…(苦笑)

周りの家を毎日チェックする(笑)のも何なので…色々調べてみた情報をみなさんにもおすそ分けしますね!

 

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お正月飾りいつから飾る?

お正月の準備を始めるのは大掃除の起源とされる、12/13の「すす払い」からとなります。

現代ではクリスマスを過ぎた26日あたりから飾り始めるのが一般的のようですね。

しかし、冒頭でもお話ししたように、お正月飾りを飾るのは、大掃除を終えた後という事は忘れずに!(我が家は大掃除が微妙ですが…)

1年間の汚れを落とし、家の中が清められたらお正月飾りを付けましょう。

ここでお正月飾りをつけるときに気を付けたいポイントを3つ、ご紹介します。

 

ポイントその1

お正月飾りを飾り始めるのは大掃除が済んだ12/28までか12/30です。

ポイントその2

12/29に飾り始めてはいけません

29日は「二重苦」「苦餅(苦持ち)」「苦松(苦待つ)」と言って、縁起の悪いとされているので、この日に飾ることはやめましょう。

ポイントその3

12/31も飾り初めには適していません

大晦日にお飾りをつけることは、「一夜飾り」と言われ、葬儀を連想させてしまうことから縁起が悪いとされています>_<

また、「一夜飾り」は年神様にも失礼ですので、大掃除を終えたらなるべく早めに飾るようにしましょうね!

 

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お正月飾りを飾るときの決まり事は?

年神様に気持ちよく家に来てもらうためには、飾り方にも注意が必要です!

それぞれのお飾りの正しい飾り方をご紹介していきます。

門松

門松は年神様が迷わないための目印。年神様に「我が家はここですよ!」と案内するものです。

そのため、飾るのは門か玄関前が決まりです。門や玄関を挟むように左右対に飾りましょう。

しめ飾り

しめ飾りは「年神様にふさわしい場所」という意味。

神社にある「しめ縄」と同じ意味を持っていて、神様を迎える神聖な場所に、不浄なものを持ち込まないためとされています。

そのため、飾るのは玄関や神棚、両方に飾ってもいいですし、片方だけでも問題ありません。

神棚に飾る際には、神棚のお札などが隠れないように気を付けましょう。

鏡餅

鏡餅は年神様が宿るところ、つまり家の中での神様の居場所になります。

家の中に何個置いても問題ありませんので、神様に守ってほしい場所に置くのが正解!

メインとなる大きい鏡餅を床の間や神棚に飾り、小さいものを各部屋やキッチンなどに置くといいですね。

それぞれのお正月飾りを正しい位置に飾って、年神様をお迎えしましょう。

 

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お正月飾りはいつまで飾るの?

冒頭でもお話ししましたが…お正月を迎えた後、いつまで飾っていればいいのかも悩みどころですね。

ではいったいいつまで飾ればよいのでしょうか?

片付けのタイミングは地方によって少し異なる部分もあるようですが、一般的には1/7辺りからと言われています。

門松と飾っておくのは年神様がいる間で、その期間のことを「松の内」と呼び、関東では1/7まで、関西では1/15までと地域によっても違いあるようです。

松の内が過ぎたら門松としめ飾りは片付けましょう。

鏡餅は1/11の「鏡開き」まで飾っておきます。

 

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片付けた後のお正月飾りはどうするの?

「松の内」を過ぎて片付けたお飾りの正しい処分方法についてお話していきますね。

お正月飾りは神聖なものですので、どう処分するべきか悩む方も多いかと思います。

門松・しめ飾りの処分方法

様々な神社では、1/15に「どんど焼き」と言われる火祭りが行われ、門松としめ飾りはそこ焼いてもらい奉納します。

地域によっては「左義長(さぎちょう)」とも言われ、空き地などを使って行われている場合もあります。

基本的には1/15に行われるものですが、最近では1/15付近の土日で行っているところも多くなってきているようですので、地域の情報をチェックしてみましょう。

「松の内」を過ぎて片付けたお飾りは半紙などに包んで保管し、そのまま持っていきましょう。

 

自宅の近くで「どんど焼き」をやっているところがない場合は自宅にて処分する形になります。

処分方法は2つです。

庭で燃やす

ひとつは庭で燃やす方法です。

ま庭の土をお神酒と塩で清め、その上でお飾りを燃やします。燃え残った灰は新聞紙などに包んで燃えるゴミに出しましょう。

最近では私有地で物を燃すことが自治体で禁止されているところも多いので、その点はきちんと確認してから行ってくださいね。

燃えるゴミとして処分

自宅で燃せない場合はふたつ目の方法として、燃えるゴミとして処分します。

しかし、生活ごみと一緒のゴミ袋に入れて捨てるのは神様に失礼です>_<

門松やしめ飾りなどは分解してから、大きめの紙を広げて左右と中心に塩を振りかけて清めてお飾りを包み、ゴミ袋に入れて燃えるごみとして出します。

鏡餅の片付け方

鏡餅は鏡開きを行った後に、食べるのが一般的です。

鏡餅は包丁などの刃物できることは、「切腹」を連想させるため禁じられています。木槌などで割って小さくしましょう。

固くて木槌でも割れない場合は、水に浸し、レンジで柔らかくしてから手でちぎると小さく出来ますよ。

鏡餅にカビが…!

保存状態によっては「カビ」が発生してしまうこともあるでしょう。

そういった場合も刃物で削ぐのではなく、割った後にカビの部分を取り除くか、レンジで柔らかくしてから取り除きましょう。

レンジで温める場合は、カビの胞子がレンジ内の飛散してしまうため、必ずラップにくるんでくださいね。

鏡餅の食べ方

柔らかくしたお餅はお雑煮やお汁粉にして食べましょう。

油で揚げて「かきもち」にすると子どもたちも喜びますよ。

鏡餅を食べることで、神様の力を身体に授けてもらい、1年を幸せに過ごすことができると言われています。

補足

しかし、硬くなったお餅は割るのも食べるのもひと手間かかってしまうので食べることを敬遠しがちな方も少なくないでしょう。

最近では小分けに真空パックされたお餅が、鏡餅の形をしたものの中に入っているものが多くなってきたので、それを購入すれば余すところなく神様の力を授かることが出来ますね。

 

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最後に

お正月飾りには年神様を家に招いて、家族にとってこの1年が良い年になるための大切な意味が込められています。

その意味を理解して、神様に失礼にならないよう飾り方と処分方法に気を付けましょう!

皆さんにとって、良い一年になりますように…!!

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