元気な子どもたちは外遊びが大好きです。
外で元気よく遊ぶ子どもたちの姿は、ママの元気の源とも言えます!
でも、毎日外で遊ばせてあげられるわけではありません。
雨が降っていたり、お天気でも風が強かったり、ちょっと風邪気味だったり、不要不急の外出は避けて…なんて日もあります。
2020年春は新型コロナの流行の関係で外出できない日が続き、「コロナ鬱」なんて言葉も出てきました。
元気の有り余った子どもとそれに付き合うママたちのストレスを軽減するために、外で遊べない日にお家の中で楽しく過ごせる方法をご紹介していきます!
外出できなくても、子どもの遊びにメリハリを!
子どもが外遊びが大好きなのは、子どもたちにとって魅力的でわくわくすることがたくさんあるからです。
同じ散歩コースでも、日によって見える景色は変わってきます。
また、行き交う人も毎日違いますよね。
大人が気づけないような小さな変化にも気づけるのがこの時期の子どもたちです。
その小さな変化が子どもたちの好奇心をかき立てます。
そこで、お家で遊ぶ時でも、子どもたちの好奇心がかき立てられるような普段とちょっと違ったことをしてみてはどうでしょうか?
ママが家事をしている朝や夕方の室内遊びって、だいたい同じような遊びをしている子どもが多いように思います。
女の子ならおままごとや人形遊び、男の子なら車や電車などでしょうか。
「毎日飽きずに遊んでいるのだから、1日やっていても飽きないんじゃない?」と思うかもしれませんがそれは違います!
日中に外遊びなどで心も体も刺激を受けているので、朝や夕方の時間帯は子ども自身が落ち着ける遊びを選んでいるのです。
大好きな遊びでも、さすがに1日同じ遊びでは子どもたちも飽きてしまいますよ>_<
落ち着ける遊びと刺激的な遊び。
子どもの遊びにもメリハリが必要!ということです。
1日お家の中で過ごすときには、子どもが落ち着ける遊びと、ママやパパも一緒になって楽しめる刺激的な遊びとを使い分けることをおすすめします。
子どもの日常を非日常に!
では実際にどんな過ごし方をしたら子どもは喜んでくれるでしょうか…?
子どもたちは「日常」の中にある「非日常」を楽しむことが出来ます。
毎日生活しているお家の中は「日常」であふれています。
その中に「非日常」を組み込むことによって、子どもの好奇心はぐーんと大きくなっていくんです!
例えば「家事」。
「日常」の中の家事はママやパパのお仕事ですよね。
そこに子どもが加わることで、それは「非日常」に変わります。
「普段できないことが出来る!」となったら子どもたちはやる気満々です!
おもちゃの仕分けはこの機会に!実は3歳児でも出来る!
子どもが成長するにつれ、どんどん増えていくおもちゃたち。我が家もおもちゃ箱から溢れてしまっています…。
そのおもちゃたちを、子どもの意志で「必要なもの」と「もう遊ばないもの」を分けさせてあげてみてはいかがですか?
「いる」「いらない」の理解が出来る3歳くらいからがおすすめです。
親にとっては「もういらないかな…」と思っているものでも、子どもにとっては大切に残しておきたいものである場合もあります。
そこの分別を子ども主体でやってもらうのです。
親子でついつい思い出に浸ってしまうこともあるかもしれませんが、それも親子の大切な時間です。
あっという間に時間が経ってしまいますよ^^
おもちゃを仕分けすることで、子ども自身も自分の成長を感じ、お兄さん・お姉さんになったと実感できます。
自分自身が成長したと思えることは、心の発達においてとても大切なことです!
ここで一つ注意点。
子どもが「いらない」と仕分けしたものですが、すぐに処分や誰かにあげてしまうのはちょっと待ってくださいね。
子どもは一時の感情で仕分けしてしまい、少したってから「○〇がない!」と思い出したかのように欲しがることがあります。
しばらくの間は倉庫やクローゼットの中にしまっておいてあげましょう。
1ヶ月たっても話題に出ないようであれば確実に「必要ない」と思って大丈夫!
自分のおやつは自分で作る!
「危ないからダメよ」とか、「ご飯が出来るまで遊んで待っていて!」と言われてしまうことの多い「料理」をやらせてもらえるとなれば子どもは大喜びです。
ご飯となるとちょっと手間も時間もかかってしまい、ママへの負担も大きくなってしまうので、簡単なおやつくらいがちょうどいいですよ^^
ゼリーやシャーベットなど火を使わないものなら子どもでも十分作れます。
ここで一つ、私がおすすめでもある子どもが楽しんで作れるシャーベットのレシピをご紹介しますね!
「フルだけシャーベット」
100%ジュース(味はお好みで!)…200cc
砂糖…大さじ2
氷…500g
塩…100g ※1人分の材料です。
1. 耐熱容器に50ccのジュースと砂糖を入れ、600wのレンジで30秒加熱して砂糖を溶かします。
2. 砂糖が溶けたら残りのジュースを加えて混ぜます。
3. 2をジッパー付きの保存袋に入れて、出来るだけ空気を抜いてジッパーを閉めます。
4. 3より一回り大きい保存袋に氷と塩を入れて軽く混ぜます。
5. 4に3を入れ、外側のジッパーもしっかりと閉めましょう。
6. 5をタオルにくるんでひたすら振ります。
7. ジュースが固まってきたら完成です。
時間的には5~10分くらいで固まってきます。
お気に入りの音楽を聴きながらノリノリで振っていたら、あっという間にシャーベットの完成です。
お友達が遊びに来た時に「自分のおやつは自分で!」と作らせてあげると、「誰が早い?」なんてゲーム感覚で楽しめちゃいますよ^^
子どもも喜ぶ手作りの工作やゲーム!
「子どもの仕事は遊ぶこと!」といっても過言ではないほど、子どもたちにとって「遊び」はとても大切なことです。
外に出られないからこそ、室内でしか出来ない手作りの遊びを楽しみましょう!
工作で創造力を高める!
まずは材料集めからスタートです。
子どもと一緒にお家の中を探検して、工作に使えそうなものを探してみてください!
段ボールや新聞、ビニールひもや牛乳パック、おやつの容器や空き箱などなど、とりあえず使えそうなものを部屋の中心に集めます。
子どもたちの想像力はなかなかおもしろいので、大人が考え付かないようなものを想像し、その世界は無限にも広がっていきます。
そのためには材料はなるべく多い方がいいんです。
普段から「この日のために!」と集めておくのもいいかもしれませんね!
子どもの創造心に対して、あれやこれやとアドバイスしたくなるかもしれませんが、そこはちょっと待ってくださいね。
特にパパさん!まずは子どもの想像力に耳を傾けてみて!
子どもの工作に手や口を出したくなったら、パパの作品を作ってしまいましょう。パパの腕の見せ所かもしれませんね!
子ども自身が行き詰まってしまい、助けを求めてきた時に初めてアドバイスしてあげてくださいね。
なによりも、子どもの「想像して創造する力」を見守ってあげましょう。
どんな作品が出来上がるか楽しみですね。
ワクワクドキドキ!宝探しゲーム
室内のどこかに子どものお気に入りのおもちゃを隠して宝探しゲームをしてみませんか?
宝物は子どもの決めさせてあげるのも良いですよ。
ただ探すだけでは隠す方も「子どもが見つけやすい場所に…」とけっこうわかりやすい場所に隠してしまいますよね。
子どもにとってすぐに見つかるのは嬉しいですが、3歳くらいになるとすぐにみつかると物足りなさを感じてしまいます。
そんな子どもたちには、ちょっと難しい場所に隠して、いくつかのヒントを伝えてそこから推理させたりする楽しみ方もあります。
ヒントのリレー方式で、ひとつ目のヒントの場所に、ふたつ目のヒントが隠れていて、最終的に宝物にたどり着ける!なんて方法も楽しいですよ。
おやつの時間前なら、最終的には冷蔵庫の中のプリン!というのも良いですね。
子どもに宝物を隠す側になってもらうと、一生懸命に探すママやパパの姿を見て楽しんでいるかもしれませんよ。
隠す側でも、探す側でも「子ども相手だから…」と思わずに、子どもと一緒に楽しむ気持ちが大切です!
最後に
子どもたちにとって「外遊びが出来ない=つまらない」という思いにはなってほしくありませんよね。
家の中でも外で遊ぶのと同じくらい楽しいことがあれば、子どもたちは何が何でも外遊びがしたい!とは言いません。
「家の中でしか遊べない…」ではなく、「家の中だから出来る!」と大人が発想を変えていくことがまずは大切です。
大人のように固定観念がなにとらわれない分、子どもの想像力はとっても豊かです。遊びのきっかけさえあれば、そこからどんどんと世界は広がっていきます。
お家の中だからこそ、子ども達の計り知れない想像の世界を楽しみましょう!
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